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瀧廉太郎 曲一覧 [★ 一覧 ★]

★★★お知らせ★★★
2018.2.10 「7.卒業式歌」を追加しました。
2013.9.12 Promusicaのホームページを作りました。
http://promusica.web.fc2.com/
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瀧廉太郎の現存する全ての作品を一人で多重録音、つまりソプラノ、アルト、テノール、バス等各パートを全部一人で歌い、重ねて録音しています。
できるだけオリジナルに近い演奏を心がけています。
ピアノ伴奏が無いもの、例えば「荒城の月」等は無伴奏のままで、伴奏のあるものはすべて廉太郎の作です。
器楽曲(二つのピアノ作品)やピアノ伴奏は、MIDIで音符を一つ一つPCに入力して制作しています。
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瀧廉太郎
瀧廉太郎は、当時日本に入ったばかりの西洋音楽をすぐに自分のものとし作曲、ピアノ演奏で才能を発揮しました。そしてヨーロッパ留学を果たした矢先、結核により帰国、大分で23歳という若さで亡くなりました。彼の作曲活動は、僅か数年でしたが「荒城の月」「花」「お正月」「水あそび」などの作品は今も色あせることがありません。

Taki Rentaro
Rentarō Taki (1879–1903) was a pianist and one of the best-known composers of Japan.
Taki was born in Tokyo, but moved to many places during his childhood owing to his father's job. He graduated from the Tokyo Music School in 1901.
In the same year, Taki went to the Leipzig Conservatory, Germany to study music further, but fell seriously ill with tuberculosis of the lungs and came back to Japan. He lived quietly in the country afterwards, but soon died at the age of 23.(Wikipedia)

メンデルスゾーン.gif
瀧廉太郎の作曲作品 全35曲 (作曲または発表順)
---廉太郎17~20才の作品---------
1.日本男兒
2.春の海
3.散歩
4.命を捨てゝ
5.我神洲
6.四季の瀧
7.卒業式歌          
---組歌「四季」-------------21才------
8.
※参考録音花盛り(”花”の自筆譜による)
9.納涼
10.
11.
---ピアノ曲------------------21才------
12.メヌエット
---中学唱歌-----------------21才-------
13.箱根八里
14.荒城月
15.豊太閤
---幼稚園唱歌--------------21才-------
16.ほーほけきょ
17.ひばりはうたひ
18.鯉幟(こひのぼり)
19.海のうへ
20.桃太郎
21.夕立
22.かちかち山
23.水あそび
24.鳩ぽっぽ
25.
26.雁(がん)
27.軍(いくさ)ごっこ
28.
29.雪やこんこん
30.お正月
31.さよなら
  ~~~この間、ドイツ留学~~~
---帰国直後(死の前年)の作品-----23才---
32.別れの歌
33.水のゆくへ
34.荒磯の波
---ピアノ曲(絶筆)----------23才------
35.憾(うらみ)

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編曲作品 全11曲 18~19才頃の作品
1.尽せや
2.無常
3.春の野
4.猟夫
5.朧月
6.勇兵
7.懐友
8.
9.夕立
10.お池の蛙
11.友の墓
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その他記事
・東京の瀧廉太郎
・瀧廉太郎の墓の移設(2011/3/20 大分市から日出町へ)
・瀧廉太郎の墓(移設前)
・「水のゆくへ」作詞者 橘 糸重
・「荒城の月」と「岡城跡」
・中學唱歌
・瀧家の菩提寺(日出町龍泉寺)
・幼稚園唱歌
・「花」の自筆譜
・瀧家が代々仕えた日出藩暘谷城址
・組歌「四季」
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瀧廉太郎 卒業式歌 [廉太郎17~20才]

明治33年(1900)2月に共益商社楽器店から発売された『新選國民唱歌』最後の6曲目に収録されています。(廉太郎20才)
有名な『花』を含む 組歌「四季」が同年11月、同じく共益商社楽器店から出版されています。

この曲は、7年前、平成23年(2011)に大阪大学大学院名誉教授 斉藤基彦氏により発見された曲です。
その時の記事などはこちらです。

この曲を発見された斉藤氏は、明治の唱歌をはじめいろんな研究をされています。
斉藤基彦氏のホームページ Moto Saitoh's Home Page

【豊太閤との類似】
この曲の冒頭部と末尾部が、その後作曲される「豊太閤」によく似ています。
冒頭は完全四度で、末尾は五度(豊太閤は声部が分かれていますが)で変化しています。
冒頭部はリズムも同じです。
2曲とも曲想が似ているので、もしかしたらこの曲がもとになっているのかもしれません。

比較3.jpg

作曲: 瀧 廉太郎
作歌: 失名氏



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『卒業式歌』 作歌 失名氏

一、
をさめしわざの数々は   我身の為と國のため
學びしことを本として   田つくりたくみあきなふも
いそしみはげみ身を立てゝ 人をも富まし世をとまし
やしまの民のさとき名を  外國(とつくに)までもかゞやかせ

二、
をさめしわざの数々は   我身の為と國のため
學びしことを本として   干ともなりつ城となり
力をつくし身をつくし   君をも守り世を守り
やしまの民のたけき名を  外國までもかゞやかせ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「卒業式歌」の楽譜です。
卒業式歌楽譜.jpg

※一人で3回歌って多重録音しています。
2018/2/4録音

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【東京の廉太郎】
廉太郎が生まれたのは、現在の西新橋あたりです。
その後、父親の勤務により横浜、富山、大分とそして音楽の勉強のため再び東京へ。
結局、23年10ヶ月の人生の約半分は、東京ですごしています。
その東京でも何度か転居しているのですが、その内の一つ、現在の東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅の北、千代田区一番町に居住地跡の碑が建っています。





下の写真中央の交差点角に碑があり、実際に瀧廉太郎が住んでいたのは、写真右奥のマンションが建っている所だそうです。
(2018年1月25日撮影)
曲碑遠景.jpg

廉太郎のレリーフ、荒城の月の楽譜が刻まれた碑石があります。
曲碑.jpg

曲碑像.jpg

曲碑楽譜.jpg

【碑文】
趣旨
滝廉太郎先生は東京音楽学校卒業後文部省より音楽研究の為独乙留学を命ぜられた
作曲の才能は益々その輝きを加えこヽに日本管絃楽の始祖となった
世界的名曲「荒城の月」は此地即ち千代田区一番町六番地在住中の作である
依て東京芸術大学教授山本豊市先生に依嘱し此処に曲碑を建て永くその榮光をたヽえるものである
  昭和三十九年四月十日   曲碑建立委員会

【新しい説明文】
(都旧跡)
滝廉太郎居住地跡
 滝廉太郎は、この交差点から西に100メートル程の所(一番町六番地ライオンズマンション一番町第二)に、明治二十七(一八九四)年ごろから三十四(一九〇一)年四月まで居住していました。
今日でも愛唱されています名曲「花」・「荒城の月」・「箱根八里」・「お正月」・「鳩ぽっぽ」など、彼の作品の多くはそこで作られました。
 滝廉太郎は明治十二(一八七九)年東京に生まれ、幼少期より音楽に対する才能を示し、同二十七年東京高等師範学校付属音楽学校専修科(後の東京音楽学校)に入学しました。優秀な成績で卒業した後は、母校の助教授として後進の指導にあたりました。
 明治三十四年、文部省の留学生としてドイツのライプチヒ国立音楽学校に学びました。しかし、病を得て帰国し、大分の父母のもとに帰り療養しましたが、家族の手厚い看護もむなしく、同三十六(一九〇三)年六月二十九日死去しました。日本の芸術歌曲の創始者ともともいわれています。
 滝廉太郎が、一番町に暮らしていたことを偲び、毎年九月下旬には地元町内の主催で「滝廉太郎を偲ぶ会」がこの場所で開催されています。
  平成十七年八月      千代田区教育委員会

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瀧廉太郎 花盛り (”花”の自筆譜) [廉太郎21才 [四季]]

【2012.12.1追記】花盛りの楽譜を追加しました。--->taki_hanazakari.pdf


代表作「花」の自筆楽譜が残されています。題名は「花盛り」(はなざかり)となっています。
出版された「花」とは相違点がいくつかあり、作品が作られた過程に触れることができます。

『花盛り』
作曲: 瀧 廉太郎
作歌: 武島 又次郎





【参考】
『花』(みなさんご存じのほうです)


「花」の自筆楽譜(題が「花盛り」となっています。)
hana_score.gif



【花との主な相違点】
1.3節「げにいっこくも」の”げに”、”こく”が1,2節同様、付点のリズムになっている。

2.低音パートの旋律。
  「すみだがわ」の”がわ”
  「ふなびとが」の”なびと”(リズムも違っており上パートとずれが生じている)
  「かいのしずくも」の”かい”、”くも”
  「ちょうていに」の”いに”
  「おぼろづき」の”ぼろづ”(ここも「ふなびと」と同様、上パートとずれ)

3.最後の「ながめをなにに」の末尾
  [八分音符+八分休符]が[四分音符]となり休符がない。(注)
  ピアノも同様[四分音符]になっている(指揮がないと次の「たとおべき」が歌えないかも)。
  また後にあるrit.が記されていない。
   (注)休符はありませんが、今回の演奏はフェルマータの後に間をとっています。

4.ピアノ譜
  8,24,25,28,44,48,57小節の一部和音の相違。
  24小節「みずやあけぼの」直前の八分音符が無い。

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「花」の自筆譜について

代表作「花」の自筆楽譜が、大分で保存されていることを大分の人もあまり知らないと思います。
演奏にあたり、本などの写真印刷を調べましたが、付点等細かいところがわからず、保存されている大分市歴史資料館に問い合わせたところ、原本は無理ですが、研究目的でのコピー閲覧は可能ということで先日(7/27)見に行ってきました。
写真撮影も可(ただし個人使用に限る)ということで4ページの精巧なコピーを見ることができました。
資料館の方によると、実物は、紙の傷みが激しく、音符の部分に穴が開くほどで二枚のガラスに挟んだ状態で保存されているとのこと。
ただ「秋に展示をするかもしれない」とおっしゃっていたのでそのときに拝みに?行こうと思います。


自筆楽譜の写し。写しとはいえ厳重に管理されていました。   2010/7/27撮影
花盛り.gif


「大分市歴史資料館」 ここに花の自筆楽譜が保存されています。 2010/7/27撮影
大分市歴史資料館.gif


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『花』 作歌 武島 又次郎

春のうらゝの隅田川
のぼりくだりの船人が
櫂のしづくも花と散る
ながめを何にたとふべき

見ずやあけぼの露浴びて
われにもの言ふ桜木を
見ずや夕ぐれ手をのべて
われさしまねく青柳を

錦おりなす長堤に
くるればのぼるおぼろ月
げに一刻も千金の
ながめを何にたとふべき
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

※それぞれのパートを一人で3回ずつ歌って多重録音しています。
伴奏のピアノはMIDI打ち込み、音源は"HAlion One"使用。
2010/8/14録音

瀧廉太郎編曲 春 [編曲作品]

瀧廉太郎の編曲作品です。
作歌者、作曲者共に不詳です。
ちなみに今日6月29日は、瀧廉太郎の108回目の命日です。

作曲: 不詳
作歌: 不詳
編曲: 瀧廉太郎


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『春』  作歌 不詳

あめのいはとを おしあけて
かけるやしうんの こまのうへ
光 輝くさほひめの
春のよそひの うつくしや
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※一人で各パート3回ずつ歌って多重録音しています。
※ピアノはMIDI (Steinberg The Grand 3使用)

2011/6/28録音

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『感謝』

この「春」の公開で編曲作品を含め瀧廉太郎のすべての作品を公開することができました。
いままでお聴き下さりありがとうございます。

瀧廉太郎の音楽は、短い一生のため残された作品は、ごく限られています。
その中には、今なお親しまれているものもありますが、ほとんど聴くことのないものもあります。
また軍歌調の今では違和感さえ覚えるものもあります。もちろん当時の時代背景からすればごく普通のことだったのでしょう。

そんな曲を楽譜だけでなく実際に音にすることで、彼の残したものが何だったのかを少しでも感じてもらえればと思い、下手な演奏ながら歌わさせて頂きました。

演奏にあたっては極力「オリジナル」を基本に瀧廉太郎が意図したものを目指したつもりですが、特別な音楽教育を受けたわけではない素人の演奏なので間違った解釈をしているかも知れません。例えばテンポ、リズム、間の取り方、強弱等。
今後、気付いた点など御意見、御指摘、御感想などがありましたらお願いしたいと思います。

これからも新しい記事等公開していくつもりなので今後ともよろしくお願いします。

                                 2011年6月/29日    Promusica

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瀧廉太郎編曲 朧月 [編曲作品]

瀧廉太郎の編曲作品です。
作歌者、作曲者共に不詳です。

作曲: 不詳
作歌: 不詳
編曲: 瀧廉太郎


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『朧月』  作歌 不詳

花の光に 暮れかねし
ゆふべの空は いつしかも
おぼろ月夜となりにけり
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※一人で3回ずつ歌って多重録音しています。
※ピアノはMIDI (Steinberg The Grand 3使用)

2011/6/28録音

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瀧廉太郎編曲 夕立 [編曲作品]

瀧廉太郎の編曲作品です。
原題は"Das Gewitter"(雷雨)だそうですが、作曲者は不詳です。

「幼稚園唱歌」にも同じ題名の『夕立』がありますが別の曲です。

作曲: 不詳
作歌: 東 くめ
編曲: 瀧廉太郎


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『夕立』  作歌 東 くめ

一、
みるまにおこる 空のくろ雲
降りくる雨よ 吹きそふ風よ
きらめく光 とゞろと鳴る神
いよいよあれて すごき夕立

二、
みるみるはるる 空のけしき
ありしは夢か 雨よ風よ
夕日の光り 雲をそめて
なごりのつゆは きゞのわかばに
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※一人で3回ずつ歌って多重録音しています。
※ピアノはMIDI (Steinberg The Grand 3使用)

2011/6/19録音
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瀧廉太郎編曲 お池の蛙 ~幼稚園唱歌より~ [編曲作品]

こちらは毎日、雨ですが瀧廉太郎編曲の『お池の蛙』です。

瀧廉太郎が中心となり出版された『幼稚園唱歌』の全20曲中16曲は廉太郎作曲で既に公開済みです。
他3曲は、廉太郎の第一の学友、鈴木毅一作曲で残りの1曲がこの『お池の蛙』です。

原曲はドイツメロディーとされていますが、不詳です。

作曲: 不詳
作歌: 東 くめ
編曲: 瀧廉太郎


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『お池の蛙』  作歌 東 くめ

お池の蛙は、くわっ、くわっ、くわっ、くわっ、くわっ
何というて鳴く、くわっ、くわっ、くわっ、くわっ、くわっ

雨ふれふれとて、くわっ、くわっ、くわっ、くわっ、くわっ
ふるまで鳴くのよ、くわっ、くわっ、くわっ、くわっ、くわっ

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※一人でソプラノ、テノールを3回ずつ歌って多重録音しています。
※ピアノはMIDI (Steinberg The Grand 3使用)

2011/6/19録音
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瀧廉太郎編曲 猟夫 [編曲作品]

瀧廉太郎の編曲作品です。
「さつを」と読みます。猟師のことです。
原題はJäger(猟師)だそうですが、作曲者は不詳です。

作曲: 不詳
作歌: 東 くめ
編曲: 瀧廉太郎


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『猟夫』  作歌 東 くめ

一、
岩ねこゞしき 山のそば路
ひるもおぐらき 谷のそこも
ほづゝを肩に ふみわけゆくぞ
あはれおゝしき 山のさつを

二、
春の桜も 人より先に
秋のもみぢも 人より先に
かりくらすとや 手わざのひまに
あはれおゝしき 山のさつを

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※一人で3回ずつ歌って多重録音しています。
※ピアノはMIDI (Steinberg The Grand 3使用)

2011/5/22,6/11録音
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瀧廉太郎編曲 懐友 [編曲作品]

P1010935.gif
瀧廉太郎の編曲作品です。

作曲者は、ドイツのユストゥス・ウィルヘルム・リラ  Justus Wilhelm Lyra (1822-1882)、原題はWanderlied(Durch Feld und Buchenhallen)「遍歴の歌」。

原曲と思われる楽譜(Studentenliederの4曲目)をダウンロードできます。

Studentenlieder wanderlied  Lyra.jpg

こちらはMIDIで聴くことができます。

草稿譜の裏面には、「四季の瀧」の草稿譜が書かれており同時期、つまり明治32年(1899)廉太郎19才頃の編曲と思われます。

作曲: J.W.Lyra(1822-1882)
作歌: 東 くめ
編曲: 瀧廉太郎


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『懐友』 作歌 東 くめ

一、
波路はるけき 海のあなた
旅寝のゆめや いかにいかに
かよふ心を 知るか君は

二、
君とわかれし 浜の波止場
寄せては返る 波を眺む
ちぎる思ひを それによせて

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※一人で各パート3回ずつ歌って多重録音しています。
※ピアノはMIDI (Steinberg The Grand 3使用)

2011/5/15,22録音
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瀧廉太郎編曲 春の野 [編曲作品]

瀧廉太郎の編曲作品です。

作曲者は、ドイツのエルンスト・アルント Ernst Moritz Arndt(1769-1860) [Wikipedia]
原題は不詳だそうです。

作曲: E.M.Arndt
作歌: 中村秋香
編曲: 瀧廉太郎

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『春の野』 作歌 中村秋香

一、
心あひのともがきと てひきつれて
春の野のかすみをわけ 草ふみて
うかれ あそびありけば
鳥は空にうたひつゝ
蝶はそでにむれつゝ
あな楽しや楽しや

二、
もえそめたる初わらび そのかたへの
つくづくし おりおかしく さきにほふ
すみれ すゞな たんぽゝ
暮るもよし いざともに
なげの花の影とめん
あなおもしろおもしろ

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※一人で各3回ずつ歌って多重録音しています。
※ピアノはMIDI (Steinberg The Grand 3使用)
2011/4/30録音
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