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瀧廉太郎 命を捨てゝ [廉太郎17~20才]

明治30年(1897)12月に雑誌「おむかく」に「龍水」の名前で発表した曲です。
「龍水」は、瀧の漢字を分けたものです。(廉太郎18才)


作曲: 龍水(瀧 廉太郎)
作歌者未詳


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『命を捨てゝ』 作歌者未詳


命をすてゝ、ますらをが
たてし勲功(いさお)は、天地(あめつち)の
あるべきかぎり、語りつぎ
いひつぎゆかん、後のよに


妻子にわかれ、親をおき
君がみためと、盡(つく)したる
そのいさをこそ、山ざくら
後の世かけて、なほかをれ


親兄弟の、名をさへに
かゞやかしたる、増荒夫(ますらお)は
この世にあらぬ、後もなほ
國のしづめと、なりぬべし
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【2010.8.3追記】
2番の歌詞の最後「なほかたれ」とされている楽譜がありますが、「大分県先哲叢書 瀧廉太郎 資料集」(平成6年 大分県教育委員会発行)掲載の原書では「なをかをれ」となっており今回もそれによりました。


※一人で3回歌って多重録音しています。
2010/7/31録音
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