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瀧廉太郎編曲 尽せや [編曲作品]

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編曲作品は作曲年代が不明なものがほとんどですが、大部分は18~19才前後に書かれたと考えられています。
この曲は鉛筆書きの手書き譜が残されていて「必要」「正」の文字が記されています。

今この音楽を聞くと「旋律」と「軍歌調の歌詞」の間に違和感を感じます。
しかしそのことは、西洋音楽が入ってきたばかりの日本で、廉太郎がその音楽をいかに自分のものに、そして日本人のものにしようと様々な試行錯誤をしたかが伺えます。
そしてそれが荒城の月、花などの名曲につながっていったのです。

【2011/6/4追記】
これが原曲でしょうか?
曲名は"Und schau ich hin, so schaust du her"となっています。


原曲: ドイツ南西部シュヴァーベン地方の民謡(原題:Liebesqual 愛の苦しみ)
作歌: 中村秋香
編曲: 瀧廉太郎


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『尽せや』 作歌 中村秋香

一、
つくせやつくせや つとめてつくせや
心のかぎりを 日本男児
つくせ たゆまず つとめてつくせ
日本男児
御国を世界のはこくとするこそ
われらがつとめよ 日本男児

二、
強兵富国は はこくの いしずゑ
学術技芸は はこくの もと
きづけはこくのいしずゑ たてよ
はこくの もと
御国を世界のはこくとせずして
やむべきものかは 日本男児
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※一人で各4回ずつ歌って多重録音しています。
※ピアノはMIDI (Steinberg The Grand 3使用)
2011/4/2,3録音

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